PASでヒルクライム?

去年買った2010年モデルのPAS Brace-L。

PAS Brace-L

2011年モデルは バッテリが長寿命化して、メーターが追加されたが、これはそのモデルチェンジ前。
カタログ値だと平地で100km以上走れることになっているが、都内で実際に乗ってみた感覚としてはその半分、というところ。
それでも、片道20kmまでの通勤ならフルパワーでアシストをかけても全然走れてしまう。

では、登坂能力は?

実験してみた。

場所は、京王よみうりランド駅から読売ランド入り口まで伸びる上り坂、通称”ランド坂”。
まだPAS Brace-Lを輪行できる方法がないので、自宅から自走で行ける場所で峠っぽい所ということで選択。
車通りが多くて砂利の浮いた旧道と、綺麗で車通りのほとんどない新道があり、ほぼ頂上で合流する。
標高差は約70m、勾配は平均5%というところ。
途中に信号もなく、新道と旧道をつなげて周回コースを作れるので、ぐるぐる走ってトレーニングするヒトもいるみたい。

新ランド坂

これから運動するのに昼飯に油こってりなつけめんを食べるという愚を犯しつつ、12時過ぎによみうりランド駅到着。
バッテリーは前の晩にフル充電にしておいて、アシストは切ったまま現地まで走った。

実験条件。

  • 新道と旧道を交互に登る
  • アシストモードは”HIGH”、オートエコOFF
  • ギアは”5″に固定(内装8段のやや重い方、ギア比不明)
  • 速度は15km/h以上を保つ
  • 登り以外ではアシストを切る

ギアは一番重い”8″でも走れるのだが、経験上、それだとすぐにバッテリはなくなってしまう。
距離を伸ばせそうで体力的に可能な速さということで15km/h。
15km/hが保てなくなりそうになったら終了。

1本目、新道から登る。
勾配のゆるいところでロードのヒトに抜かされるが、後半抜き返す(ちょっと意地)。

2本目、旧道を登る。
旧道の方が距離が短くて若干勾配がきつい。
路面に砂は浮いているし、車がひっきりなしに通るのでちょっと怖い。
新道だけにしとけばよかった、と後悔。
ここまでバッテリは「■■■■」のまま。

3本目、新道。
ほぼ登りきったところでバッテリ表示が「■■■□」になった。
1本が標高70m分ということは、この速さなら約200mでバッテリ表示一つ分ということか。
リニアに減っていくなら6本目の旧道が終わったところで「■■□□」か、と予想。

4本目、旧道。5本目 、新道。
バッテリ表示に変化はない。

6本目、旧道。
ほぼ予想通り、登りきる前に「■■□□」になった。

電圧降下するのか、距離を稼ぐためにそういう制御なのか、PAS Brace-Lのアシストは最初は力強いがだんだん弱くなる。
この辺りで自分の足+アシストで15km/hを保つのがちょっとツラくなってきたので、ここで実験終了。

下りも新旧交互に下ったので登りと下りは等距離。
合わせて約16kmだったので、ここまでの走行距離約8kmに対して獲得標高約400m。

今日の結論。

  • 標高差400mまでなら5%の勾配を15km/hで登れる
  • おそらくこの倍の16km/800mまでは登れる

晴れていたけど日陰も多くて気温は10℃前後。
冬場はバッテリに厳しいと思われるので、ここまで走れれば十分。
あと、乗っている人間の体力がなさ過ぎる。
多少鍛えればもうちょっと走れそう。

暖かくなったら、次の段階として本物の峠で連続負荷試験をしてみたいと思います。

5 Responses to PASでヒルクライム?

  1. 高橋@works より:

    平湯から畳平まで約20kmで1100m標高差で平均斜度7%と少し。
    もしかしてニューモデルの新品バッテリーならいけるか。
    計算通りだとまさにギリギリ(笑)

    体力を鍛える前提が全く無いところが私です。

  2. sawadhi より:

    上記の計算では「標高差800mが限界」ですが、終盤はほぼ
    アシストが効かなくなるので
    「ただ重いシティサイクルでヒルクライム」と化しますね。。

    まぁ、とりあえず、交換バッテリを1本背負えばいけそうという
    ことは分かりました(笑)

  3. 高橋@works より:

    非常に悩ましい数値。
    これから自転車を選ぼうとする私には迷いしかない。

    ヒルクライム専用体力無し人間ギアレシオの軽量ロードレーサー
    を作る金額と、アシスト自転車を買う金額が同じになりそう・・
    そう言う数字を見てしまうと15万でノーアシストの軽量マシンを用意
    して少しばかり体を鍛える・・ 無理だな(笑)

  4. sawadhi より:

    電動アシストはやはりまだスポーツの領域のものではないと思います。
    今のEVで山岳路を走るのが現実的ではないのと同じ。

    また近いうちに条件変えて走ってみますが、軽いロードレーサーの方が
    パフォーマンスは高いかも、とは思ってしまいます。。

  5. ピンバック: 乗鞍岳サイクリング2013 (回想・準備編) | porcup

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